本部 商品開発 係長ー末谷 美優
季節商品や行事にあわせ、新メニューを考案
大学で取得した管理栄養士の資格を活かせる仕事をしたいと思っていました。堅実に病院で給食担当をするか、企業で商品開発にチャレンジするか迷いましたが、飲食業の商品開発はお客様からの反応が直に見られるのがいいなと思い、ファイブスターに入社しました。
現在は伝五郎の商品開発を担当し、季節商品や行事にあわせ新メニューを考えています。
まずは世の中の流行やお客様のニーズを調査した上で、どんな商品をつくりたいか企画書を作成。企画書にOKが出ると、早速試作品づくりへ。味はもちろん、作りやすさや原価など、様々な検証を繰り返してようやくメニューが完成します。その後は、各店舗で展開するために必要なレシピなどのマニュアルを作成し、食材の発注にかかります。
お客様の笑顔を見ると、日頃のしんどさも吹っ飛びます
季節商品は販売時期が限られるため、開発にあまり時間をかけられません。新メニューのマニュアルをつくりながら、別の新商品の企画を考えるなど、複数の商品が同時進行することがあり、頭がこんがらかることも(笑)。他にも、新商品のネーミングを考えたり、店舗の注文タッチパネル用のコードを設定したり、商品開発といっても様々な仕事があります。
繁忙期には店舗に手伝いに行くこともありますが、お客様が笑顔で食事を楽しまれている姿を見たり、現場の従業員から「このメニューいいよね!」と言ってもらえると、日頃のしんどさも一気に吹っ飛びます。
ファイブスターの一員として笑顔で頑張ろうと思えた
実は商品開発の前は、滋賀、岐阜県内にある伝五郎の複数店舗で4年ほど働いていましたが、入社当時は接客も笑顔も苦手だったこともあり、いつになったら自分のしたい商品開発に携われるのだろうか、と後ろ向きな気持ちになっていた時期もあります。
でも、社内の色々な人と関わる中で、自分もファイブスターの一員として笑顔で頑張ろうと思えました。今は店舗での経験が商品開発をする上でとても大切だと実感しています。いろいろなことを経験させてもらい成長できたことに、とても感謝しています。
開発したフェアメニューが好評で定番メニューに昇格!
これまで自分が手がけた商品で一番ヒットしたのは「ヤンニョムチーズチキン」です。石鍋を使い、ヤンニョムチキンに溶けたチーズをかけて熱々の状態で提供します。韓国フェア用に開発したメニューですが、大変好評だったので、アレンジを加えて定番メニューに昇格!?しました。今後の目標は、自分の代表作といえるような新メニューを開発したいと思っています。