代表メッセージ

株式会社ファイブスター 代表取締役社長 西川 好人(にしかわ よしひと)からのメッセージ。創業エピソードやこれまでの歩み、代表自らの社員への思いや今後の展望など、入社を考えている皆さまに、ファイブスターの魅力とメッセージをお届けします。


株式会社ファイブスター(以下、ファイブスター)は、1984年に第1号店であるココス近江八幡店をオープンしてから、今年で創業40周年を迎えます。平和堂の創業者、故夏原平次郎名誉会長が、これからは社会に出て働く女性が増える時代になると予見し、「働く女性を家事から解放し、家族団らんの場を提供して地域のお客様のお役に立ちたい」との思いから外食先進国のアメリカを視察、「カリフォルニアレストラン ココス」と出会ったのがファイブスターの始まりです。その後、海のない滋賀県でも漁港の近場のように美味しい魚を食べられるようにと1999年には寿司店を、2002年からは家族みんなで楽しめる居酒屋をスタートさせました。現在は近畿、北陸、岐阜を中心に1府6県にファミリーレストラン「ココス」、寿司店の「すし処海座」、居酒屋ダイニング「いちおしや伝五郎」の91店舗の飲食店を展開しています。

食を通じて地域社会に貢献し、各店が地域のお客様から愛され親しまれる存在になれるよう、地域毎の特性を生かした素材を使用し、常に変化、流動するお客様ニーズに応える「食の提案」をしていくことが重要と考えています。また、店舗にご来店いただけない高齢者の方や障がいをお持ちの方向けに福祉施設へ出張販売をしたり、児童を対象とした職場体験を実施して食育活動にも力を入れています。

ファイブスターの経営理念には「お客様に満足や幸せを提供するフードサービスビジネスを営み、地域社会に貢献するとともに、働く仲間の物心両面の幸福を追求する」 とあり、地域のお客様のみならず、社 員 と そ の 家 族 の生 活 を よ り 豊 か に す るこ と を 掲げています。
コロナ・パンデミック時には全店舗が休業となり、1ヶ月で数億円という赤字を出して弊社も大打撃を受けましたが、それでも社員を減らすことは考えませんでした。コロナ禍だからこそ発生する新しい仕事や飲食とは異なる仕事など、やれることはなんでもし、みんなで力を合わせて未曾有の危機を乗り越えました。また、能登半島地震の際には、すぐさまアパート一棟を借りて、被災された社員やアルバイト社員に住む場所を提供し、親会社である平和堂の社内便で必要な生活用品も運びました。

ファイブスターでは全社員が、人として必要な倫理観、7つの心構えを示した「社員心得七ヶ条」を共有し、上司・部下に関係なく、お互いに働く仲間として尊重し合える「 感 謝 の 心 」を何よりも大切にしています。会 社 は 社 員 の た め に 、店は お客様や地域のためにあるという考えのもと、みんなにとってなくてはならない企業を目指しています。

今後の事業計画としてはまず、「すし処海座」の新規出店を継続的に行い、琵琶湖一周(ネックレス構想)を完成させた後、京阪神、中部東海、北陸エリアへ展開していく予定です。また、グループメリットを活かした平和堂との協業も積極的に行い、時代の流れやあらゆる年代層のお客様に対応すべく、新規業態にも挑戦して事業を拡大していきたいと考えています。

そのためにも、ファイブスターで働く皆さんには、既存のルールや過去の踏題に縛られることなく、より柔軟な発想で新しいことにチャレンジしてもらいたい。そして、社会や環境の変化を素早く察知して、い ち 早 く 行 動 に 移 せ る 力 も身につけてほしい。発明王トーマス・エジソンの有名な言葉に、「失敗は成功の母」とありますが、とにかくやってみることに価値があると思っています。

採用に関しては、アルバイトからの正社員登用にも力を入れたいと考えていますが、お客様に必要とされ喜ばれるフードサービスを本気で学びたい!将来は経営者として独立したい!など、「食」というビジネスを通じて自分自身を無限に成長させたいという熱意ある人材の応募を待っています。ぜひファイブスターで一緒に、社員もお客様も社会も笑顔になれるお店をつくっていきましょう!